外は涼しいのにお部屋の中はとても暑い、夏の終わりや秋口にこんな経験をしたことはないでしょうか。空調器具を使わなければ1年中、外よりもお部屋の中が暑いのは当然ですが、この時期に限っては真夏よりも暑くなる可能性があるのです。室内での熱中症にご注意ください。
秋になってくると気づくことはないでしょうか。夏に較べると随分と太陽光が部屋に入り込むようになることです。実はこれが晩夏や秋口の暑さの正体なのです。
夏至の日の日射角度は約78℃です。太陽光は屋根や庇で遮られ、お部屋に入ってくる量はかなり少なくなります。冬至の日の日射角度は約31°です。これだとほぼ横から日光があたるような感じになり、外壁をあたためられたり、窓ガラスから容赦なく太陽光が入ってきます。ちなみに春分の日、秋分の日の日射角度は55°(東京)です。
つまり、晩夏や秋口は外気温だけではなく、太陽光でも温められやすい条件が加わるため、室内の温度が高くなりやすいのです。
ちなみに建物の外壁が蓄熱しやすい窯業系サイディングだった場合、室内だけ熱帯夜ということになります。私事で恐縮ですが、私の家がまさにこれなのです。夜、壁を触ると生温いという感触が続きます。夜10時、外は涼しいくらいなのにお部屋だけが生温いのです。
秋口というと夏の疲れが出やすい時期だと言われています。その時にこんな熱中症になりやすい環境となってしまうのはとても危険です。夏の終わりや秋口の室内の暑さは気のせいではなく、本当に暑いのです。お気をつけください。
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